なくそうよ、虐待。やめようよ、いじめ。

ピンクアンブレラ運動とは

ピンクアンブレラ運動は「なくそうよ、虐待。 やめようよ、いじめ。 子どもは宝。」をスローガンに虐待やいじめの被害からひとりでも多くの子どもを救うための活動をしています。運用はプロサッカー選手の中村憲剛を中心とした、一般財団法人チャイルドワンが行っています。

子どもを守るカサになろう ― ピンクアンブレラ運動

写真:中村憲剛

近年、子どもに対する虐待やいじめ、育児放棄、さらには尊い命が奪われるという痛ましい事件が相次ぎ、報道があるたびに心を痛めておられる方も多いのではないでしょうか。

何よりも悲しいのは、こうした虐待に遭った子ども自身が肉体的、精神的に深い傷を負い、時には自らの存在を否定してしまうこと。そして、健やかな状態に立ち直るまでに、長い長い時間を要しているということです。
自分自身が子どもを持つ親の立場になった今、血縁に関係なく、子どもたちを守りたいという思いはいっそう強くなりました。サッカーというひとつの手段を通して、ひとりひとりの子どもと向き合い、話す、遊ぶ、手をつなぐ、心を通わせることの大切さを日々実感しています。

子どもを育てるという大きな責任の中には、虐待やいじめからしっかり守るということも含まれています。親として、大人として、ひとりの人間として、そうあるべきだという思いを「チャイルドワン」のピンクアンブレラ運動に込めました。

子どもの頃、だいじな夢や宝物を守り続けたように、かけがえのない子どもたちを守りたい。笑顔の続く未来へとつなげたい。そんな夢を実現させたいと、強く思っています。同じ気持ちを募らせる人々が、決して少なくないことを願ってやみません。

中村 憲剛サイン:中村 憲剛

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チャイルドワンも 5年目を迎えました

早いもので一般財団法人チャイルドワンもスタートして5年を迎えました。厳密には2012年10月1日に法人設立、具体的活動であるホームページのスタートが翌年の4月27日です。以降、イクメン対談、子育て川柳の募集、ナイスファミリーフォトコンテスト等の企画を断続的に実施、ホームページもそれなりのアクセス数を維持してきました、特にイクメン対談は憲剛選手といろいろな世界の子育てを頑張っている方々にボランティアでお願い協力頂きました、感謝しております。一方川崎を中心に等々力招待、クリスマスプレゼント等児童養護施設の子どもたちと少ない交流ですが行いました。

また初めて川崎市児童虐待対策室の依頼で「川崎市フットサル大会」を実施しました。この活動が今後地方自治体での活動に繋がればと願っています。もう一つ地方で活動しておられる皆様より激励のお便りをいくつか頂きました、「何か手伝えないか?」という内容のものもあり今後考えていくべきことであると考えています。

最近のニュースで「子どもが安心して暮らせる社会の問題点」として多く取り上げられている事に「子どもの貧困」があります。6人に一人の子どもが貧困状況にあるという事です。このことが虐待、いじめに何らかの影響を与えているという方もいるようです。私もそれはあり得る事だと考えます。具体的な例として100円ショップのペンケースを持っている子どもに1万円のケースを持っている子どもがいじめの対象にする?というような事も、これらの子どもを持つ家庭にはフードバンク等が活動して食品の支給活動をしていることも聞き及んでいます。根っこにあるこういった問題に取り組むことが結果ストップ虐待、いじめの運動につながることも間違いないことでしょう、微々たることかもしれませんが。

いろいろ考え5年目からは「子どもが安心して暮らせる社会の創出」という基本的な目的及び「なくそうよ、虐待。やめようよ、いじめ。子どもは宝」のスローガンは変わりませんが一つ一つの活動は再考し、新たなホームページを作成4月頃には配信したいと考えています。

平成29年2月1日
一般財団法人チャイルドワン 理事長 中村憲英

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児童虐待の実態

今、動かなければ

子どもを養護し教育していく過程においては、さまざまな取り組みや社会の手助けがあります。しかし、その一方で、子育ての支援機関への相談は増加するのみです。中でも児童虐待に関する問題は、子どもの生命にも関わり、決して見逃せるものではありません。厚生労働省がまとめたデータによれば、全国の児童虐待相談所における対応件数は、平成2年度は1,101件だった数値が平成22年度では56,384件と50倍にも増えています。また、児童虐待によって死亡に至る(心中を除く)ケースとして、20年4月から21年3月までは67人中64例、平成21年4月から22年3月までは49人中47例という驚くほどの数字が報告されています。法整備だけでは対応しきれない現実をどうぞ知ってください。子どもたちを虐待しないという自身の決意はもちろんですが、虐待が起きないように周囲への注意意識を高めていくことが必要です。

児童虐待の種類

[身体的虐待] 殴る・蹴る・首を締めるなどの暴行によって、打撲、骨折、火傷、切り傷などを負います。 グラフ:児童相談所における児童虐待相談対応件数(厚生労働資料)
[性的虐待] 子どもへの性交、性的行為の強要、教唆のほか、子どもに性器や性交を見せることも含まれます。開始年齢が早いと子ども自身は理解できないため、顕在化しにくい場合があります。 
[心理的虐待] 大声や脅しなどで恐怖に陥れます。また、無視や拒否的な態度や、きょうだい間での著しい差別、家庭内暴力を目撃することによっても精神的に傷つけるものです。
[ネグレクト] 保護の怠慢、養育の放棄・拒否などを指します。近年あとを絶たない、子どもをパチンコに熱中して子どもを車中に放置するケースも含みます。
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いじめのなかみ 気づいてください

自分より弱者に対して肉体的や精神的に苦痛を与えるいじめは、子どもたちの生活環境の中で現在も繰り返されています。冷やかし・からかい、悪口などが最も多く、叩く・蹴る・金品を取るといった行動のほか、仲間はずれや集団による無視なども、相手が嫌がる攻撃であることには変わりありません。その形態はさまざまで、いじめられた子どもが自殺するという悲惨な結末を迎えてしまうことも増えています。いじめを止める、止めさせる、この当たり前の行動の前に、どれほどの大人がいじめに気づくことができるでしょう。もしかしたら、何の悪意もない行動が、当該の子どもの受け止め方次第で「いじめられている」と捉えられる場合があるかもしれません。相手の気持ちを想像したり、自分の思いを素直に伝えることができていれば、防げることもあるはずです。気持ちに寄り添い、目を見て話し、心で聴く。コミュニケーションの大切さを、身をもって教えるときではないでしょうか

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